12/06: クレールな鏡の下

フィルムセンターでは現在「フランス古典映画への誘い」が進行中である。NFCニューズレター67号に武田潔氏がそれに関して一文を寄せていらっしゃいます。氏のライフワークとも言うべき「鏡」への愛着を滲ませる“「明るい鏡」の余白に”という題にかつての『鏡の誘惑』の麗しい読後感が思い出されます。ここで取上げられるのは1920年代のアヴァンギャルドを経て大戦前のフランスを代表する映画作家の一人となるルネ・クレールです。同じ批評から出発しながら後年ヌーヴェルバーグが掲げた作家主義【politiques des auteurs】により黙殺されてしまう不幸な行き違いの映画史が、亡くした児の齢を数える想いと共に綴られてあり、胸が痛みます。


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