28/01: 『風の次郎吉―大江戸夜飛翔(OH! Edo Night Show)』

宝塚歌劇団『風の次郎吉―大江戸夜飛翔(OH! Edo Night Show)』を観ました。花組公演ですが主演は専科の北翔海莉が努めます。年度末で移築が決定している日本青年館のハコで、二度観劇しました。初見は一階、二回目は二階席です。歌舞伎の白波物からTVドラマまで、その人気に翳りの見えない鼠小僧を宝塚の舞台に載せるというのは意表をつくラインナップである一方で、2015年1月現在、雪組は有名アニメとコラボレーションしたミュージカル版『ルパン三世』を公演中です。2013年は月組がルブラン原作の怪盗ルパンを題材にオリジナル作『ルパン -ARSÈNE LUPIN-』を、翌14年にそのスピンオフ作品『キングダム』を上演しています。2007年には宙組版『A/L 怪盗ルパンの青春』*1もありました。こうしてみるともともと宝塚には怪盗物への偏愛があると言えなくもない、そこでは凄惨な事件の最中にも恋愛を忘れないルパンに比してイギリスの独身探偵シャーロック・ホームズはどうしたって分が悪い。ここでは化政期に実在した中村次良吉、遠山金四郎やその妻堀田けいと、神田吉原界隈の江戸風俗に溶け込む架空の民衆との青春模様が、和物のみならずロック調の歌舞にノせて描かれます。

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