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09/11: 愛染かつら

1938-39年の作品を戦後再編集して公開したダイジェスト短縮版、しか残っていないようだ。有名な作品だったにもかかわらず寧ろ有名だったからこそ、散逸は不可避であり深刻なのだと思う。萬城目正作曲の主題歌のタイトル『旅の夜風』がピンと来ないほど、旅の部分の省略が激しい。この曲を聴くと阿部武雄の『国境の町』(1934)、それに加えて古賀政男の『緑の地平線』(1935)でメロディがこんがらってしまい、子供の頃のわたしはこのなかで最も出来の良い『緑の…』のメロディをどうしても憶えられなくて苛ついていた。出だしのフレーズから次に移った途端二つのうちどっちかが我物顔に居座ってしまうのだ。

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09/11: メロドラマに就いて

困難な言葉であるメロドラマについて考えるとき、何かに触れたことでそれについての先入見を否定しきる自信があるから考え始めるのに、やがて根拠のない迷妄状態に陥ってしまいがちだ。

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