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26/02: パンドラからカリガリまで

映画が見直す度に違って見えるというのは本当だろうか。もちろん本当。席によってスクリーンの形が変わって見えることはあるし、他に気を奪われて集中できずにただ眼前を映像が流れていく状態になることもあるだろう。昨日(2/18)の『カリガリ博士』と『パンドラの箱』の場合はそれとは別の理由でそれぞれに異なる作品に見えてしまいました。一本の作品は見直すたびに新たな関心を掻き立てるものだから、改めて意識に上ったその時点まで見過ごされていた些細なディテイルにフォーカスを遷したように見えたことはどうでもよさげで、これまでの何もかもがそれによって台無しになることのない程度に儀式化された自己追認作業に過ぎないのだからと言ってしまうと詰らないけれど、記憶の更新とはおおかたこんなものかも知れない。今回の場合は、見た筈のものが無いとか見た憶えのないものが在るとかいう話だから明快に違う、というべきか、あるいはまた違っているようにも思われました。


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05/02: 朝から夜中まで(Von Morgens bis Mitternacht 1921)

表現主義を代表する映画の一本として映画史的に名前の通った作品でありながら、タイトル前に挿入される前書きが云うように、映画自体は滅多なことでは見られて来なかった奇妙な映画、ということになります。近年字幕が復原されたこの映画のオリジナルソースは、世界で唯一日本に存在していたコピーからということなので、日本人と何かと因縁がありそうな作品です。今回は、フィルムセンターのドイツ・オーストリア映画名作選で、ギュンター・A・ブーフヴァルト氏の伴奏付き上映で二度上映されました(2/1と2/5)。


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