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28/02: 芥川賞ジャーナリズム・新派旧派それ以外

第138回芥川賞受賞作品「乳と卵」を読む。いきなりの関西弁が控え目にオフビートを打つ調性に面喰うが、全体の構成は案外掴み易くて以後頁を捲るテンポはトントン拍子である。クライマックスの卵かけの場は可笑しい。ここは可笑しいから噴いてもいいの?一度呼吸を整えた後、周囲に気兼ねしいしいならいいかも。うん、そだね。


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05/11: 18/24fps

18fps*1で投影されるべきフィルムを24fpsで上映して上映時間が約一時間だったとすると、本来のスピードなら約80分掛かることになるだろう。常にとか言う気はないけれど、例えばフリッツ・ラングの『ニーベルンゲン』は、プロジェクションされる場への粘着性が他のラングの作品に比べても高いと思われることから、プロジェクション・スピードの違いが時に壊滅的な打撃を招くと考えられる。

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05/09: 浮雲

九月四日、日曜日、成瀬の生誕百年回顧上映において最初の『浮雲』が上映されました。この後三度上映の機会があります。朝11時からの初回上映で一時間前には定員の約半数(160人)を突破した様です。札止めは開演20分前ぐらいか。フィルムセンターにはよく通うほうで、ふだんここの観客の特殊技能的お行儀悪さ(シャーペンでノートの引っ掻き音をしきりに立てるひと(私だ!)や、どんな映画でも開始10分以内に必ずいびきを立ててみせる人や、ポリ袋からの飲食物取り出しをことさらオーバーにやってのけるひと)を知悉していたはずの私でも、場の奥行きの身の丈通りにシャンと収まる引き締まった緊張感に初めて触れた気がします、皆さん朝早くからしっかりと覚悟されてきたんだなあ...もちろん私も....、至極当たり前のこととして余計な雑音のない世界が実現される忘れ難い上映になりました。

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