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03/03: ハントンライスって!?

近日池袋西武デパートで催される石川の物産展の折り込みチラシを眺めていたら、ハントンライスなるものが実演販売されるという。ハントンライスって初めて聞くので、金沢っ子の母に知ってる?と水を向けると意外にもよく知ってるという返事である。金沢だけにしかない料理なんだそうな。大学進学まで金沢にいたけどそんなの見たことも聞いたこともない。ではひとつ食べに行ってみたら。イートインコーナーは意外にも大黒屋と云ううどん屋だった。広告写真のときは洋食に見えたのに、大丈夫かなぁ。迷っている脇ではうどんや蕎麦の即売もしていて、こちらのほうはすでに盛況である。うどんなら安心。加賀のうどんは白玉みたい、讃岐や伊勢のようなツルツルシコシコの歯ごたえをではなくてつなぎの水の歯ざわりを味わうことに重きがあるようで。うどんの玉と真空パックのお出しを購入する頃には気持ちも決まって次、食券を買う段取りとなった。


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08/08: 土用干し

梅干しが土用干しに入って今日は数えて4日目。三日三晩天日と夜露に当てた最終日。今回が初めての梅干し作り。おまけに1日目の夕方から天候の心配ばかりで。いつの間にか空一面の雲、何処か遠くで始まった日曜の花火大会のようにあり得ない長閑かさで響く雷に耳をそばだて。2日目もネットの午後の降水量確率40%の数字に降りそぼつ雨の庭の情景がアリアリと目に浮かぶものの現実には一滴のおこぼれもなし。そんなこんなでヒヤヒヤさせられぱなしだった。3日目の昨日はやっと天気の心配がなかったと思ったら赤梅酢を天日に晒すのを忘れ大慌て。で、やっと今日のお昼に土用干しも終わり、味が馴染むまでの半年間眠りにつきます。おやすみなさい…umekos


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03/06: デパートの物産展で~大友楼

池袋西武で石川の物産展をやっている。なんとなく覗いてみたら大友楼のイートインがあった。大友楼は伝統ある料亭らしいが昔のことはあまり知らない。それよりも記憶にあるのは駅弁だ。かつて、ここの駅弁には加賀の郷土料理である鴨の治部煮を安上がりに牛でアレンジした具が入っていた。ご飯以外のスペースのほとんどはそれだけ、それと治部煮につきものの山葵を忘れたことがないのとで占拠される。他の具材も幾つかあったようだが思い出せない。これで駅弁の包み紙には〈金沢名物幕の内弁当〉などと書かれていた。まあ治部煮自体冬場の季節もので駅弁向きではないものを、今にして思うと不思議な駅弁だった。


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28/12: 坂を上ずらす喫茶店〜巴有吾有

「喫茶店は珈琲一杯で何時間粘っても良いのです
「何時間も独りで何をするの
「いや、二人なら話題が切れずに何時間でも喋りつづけるとでも

creamer & saucer
先輩の言葉に頭で頷いてみせるものの、体の方はぜんぜん言う事を聞かない。喫茶店は予約なしで入れる気軽なレストラン、セットメニューのホット・サンドとか、スパゲッティ・ナポリタンとか、自家製ケーキとか軽食がお目当てで、飲み物のほうは何とか口を付けられれば吉。メインのお皿をじっくり平らげた後、冷めかけのチャコール色の液体で口を二三度湿らせればもう席を立つ時間だ。

「図書館の自習室ならともかく、あんな所に何時間も居続けるなんて無理
「寸刻みのアジェンダに急かされて、目先の出来事に追われてだから無理
「そうね、時間はほとんど残されていなかったよ、あの事件まで


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29/10: ヨウショクの話〜たいめいけん

容色、要職、養殖、洋食。最初に使われたのはどれなのだか、でも洋食ではないだろう。文明開化のころまで遡らなくても、大正期から昭和に懸けてライスカレー、コロッケ、トンカツ等が、魚の切り身と同等の主菜として夕ご飯のお皿に上るようになった頃に定着したのだろうか。漱石で有名な田原屋は平成になって閉店してしまったけれど、明治38年創業の銀座の煉瓦亭はいつも行列である。イワシの干物やサバの船場汁のような、曾てのご飯のすすむおかず、といっても前者の塩辛さ、後者のねこまんま性が大量のご飯の消化を可能にしただけで、御馳走のご本尊は白いご飯そのものか。


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